MODx 2.0.0 Revolutionがついに正式リリース

ついに、MODx 2.0.0 Revolutionが正式にリリースされました。

バージョン番号としてPL(Public Launch)という接尾辞がついていますが、これがMODx 2.0.0 Revolutionの正式リリースだそうです。

MODx 2.0.0 Revolution 正式版リリースの詳細については、近日中に「MODx CMS JAPAN 日本公式ポータル」で正式な発表があると思いますので、個人的に期待している点を改めてあげてみます(まだ使い込んでいない状態なので間違っている可能性もありますが)。

複数サイトへの対応

コンテキストという概念を利用して、1つの管理画面でサブドメインサイト、サブサイト、マルチサイト(複数ドメイン)の運営が可能になります。ドメインによる分別に留まらず、様々な状況に応じて、ユーザーがリソースを自由に分別管理・運用することができます。

プロパティセット

よく使う設定をプロパティセットとして運用できるため、エレメントの再利用性が大幅にアップします。プロパティセットはインポート・エクスポートできるため、同じエレメントを利用するサイトの構築時間を簡単に大幅短縮できます。

パッケージ

MODxで利用されるあらゆる要素をパッケージとしてまとめられるため、独自のMODxパッケージを作成したり、大規模な機能群を簡単に一括導入できます。パッケージさえ作っておけば、同種のサイトの構築時間を大幅に短縮できます。

アクション

URIに特定の機能を紐付けることで、簡単に管理画面の拡張を行えます。フロントエンドでも利用できるため、コンテキストと組み合わせることで比較的簡単にMODxベースのWebアプリケーションを製作できるようになります。

また、リソースとして新たに加わったSymlinkはUNIXのシンボリックリンクを模したものですが、MODx Evolutionではリダイレクトによって実現していたことをこのSymlinkで行えるため、これも地味に便利そうな機能です。

正直、MODx Revolutionの開発が発表されてからというもの、寝ても覚めてもRevolutionのことばかり頭に浮かんできて、食事もろくに喉を通りませんでした。あんなに輝いて見えたMODx Evolutionさえも、霞んで見えるほどでした。

MODx Evolutionは、他のCMSに比べ、拡張性・再利用性に富んだCMSですが、いくつかのサイトを構築していくうちに同じような作業が必要なことに気がつきました。これは、WordPressなど他のどんなCMSでも同様です。カスタマイズ済みのファイルをアーカイブとしてまとめたり、SQLのダンプを取ったりすることである程度の効率化はできますが、コアがアップデートされたときにはまた同じことをしなければいけません。

MODx Revolutionでは、それ自身でマルチサイトにも対応し、プロパティセット、パッケージ等々、Evolutionよりも再利用性が格段にアップしました。おそらく、ここまで再利用性の高いCMSは他にないように思います。

本格的に使おうとするとMODx Evolutionよりも最初の敷居(学習コスト)は高くなったようにも見えますが、MODx Revolutionのみでかなり広範囲の用途をカバーできますし、何より構築した資産を効率よく効果的に運用できます。特に普段からWebサイト、Webアプリケーションを制作・製作しているユーザーにとっては、使い込めば使い込むほど便利になり、構築コストがどんどん下がるCMSがMODx Revolutionです。

待ちに待った正式版が出たということで、これからEvolution以上に使い込んでいこうと思います。

M子